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5類感染症になった新型コロナ感染症の当院の対応について
第8波は多くの感染者と多数の高齢者が亡くなった後、2023年1月末に収まりました。2023年5月8日には政府は新型コロナ感染症を2類感染症から5類感染症に格下げしました。つまり新型コロナ感染症はインフルエンザと同じように行政(保健所)の関与があまりなくなったわけです。コロナの治療は患者と主治医が決めることになります。
新型コロナは5類感染症になりましたが、第9波の到来は避けられず第8波を超える高齢者の死亡が危惧されています。なぜならわが国のコロナ抗体の陽性者が30%~40%と80%以上の欧米と比べるとずいぶん低いためです。
当院の対応は次の通りです。
医療法人 若葉会 近藤内科病院の取り組み
院内感染対策委員会を中心に職員一丸となり感染対策を行っています。
(1).高齢者とハイリスクの方々への6回目のワクチン接種を行います。
6回目は5月15日より予約制で昼休みに集団接種を行います。
7回目は11月を予定しています。
(ワクチン効果はあきらかで当院も接種をおすすめしています。)
(2).発熱外来での迅速な診断
院内での抗原検査・PCR検査(これらは保険診療になります。)
(3).特効薬である経口抗ウイルス薬の処方
世界で推奨されている特効薬といえるパキロビッドを診断後ただちに
処方します。医師・薬剤師が協力してパキロビッドをお届けするシス
テムです。第8波では201名に処方し1名が入院しましたが全員治癒し
ています。(保険診療での診療ですが、パキロビッドは政府が負担し
ます。)
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