アルツハイマー病の予防
アルツハイマー病治療薬である「抗アミロイドβ抗体薬」(レカネマブなど)は、米国および日本で本格的な実臨床への導入が始まってら2年あまり(2023年~2025年現在まで)において治療を受けた患者数は日米合わせて約2万人に達していると推計されています。
徳島県おいても100人を越える患者さんが抗体薬治療を受けています。抗アミロイドβ抗体薬による脳内アミロイド蛋白消失率は70%~80%と効果が確認されています。また副作用で懸念されたARIA(脳内浮腫・出血)は少なく、安全な薬剤と考えられています。
抗アミロイドβ抗体薬は効果があり安全性も確認されました。しかしながら、この治療で認知機能の改善を実感されることは少ないと思います。その原因は認知機能低下が進行中での治療になっているからです。
この「抗アミロイドβ抗体薬」はアルツハイマー病予防薬と
位置づけるのが必要と思われます。治療を始める時期はより早期であるべきです。すなわち自分が物忘れかなと心配しているSCD からMCI でも軽症(MMSEテスト26/30以上)の患者さんに有益であると考えています。
物忘れが心配な方、金曜日午後の認知症外来を予約してください。

【認知症治療】
2023年はアルツハイマー病の新薬が登場し、2024年になってアルツハイマー病の早期診断が可能となり、早期治療もはじまっています。2024年3月から当院において徳島大学脳神経内科と共同して早期認知症の診断と早期アルツハイマー病の治療を始めました。
【アルツハイマー型認知症】
認知症は65歳以上の約6%に発病して、超高齢化したわが国の最大の病気の一つです。
いま認知症薬は4種類ありますが、いずれも症状をやわらげる程度の効果しかありませんでした。
2023年には、アルツハイマー病の原因と考えられているアミロイドℬの蓄積を取り除く抗体薬が登場して、認知症の治療が始まる時代になってきました。2023年10月レケンビ
(レカネマブ;エーザイKK/バイオゼンKK)が保険収載され12月から米国につづいて日本でも使用できるようになりました。
2025年6月から当院にて「レケンビ」の点滴治療を徳島大学病院脳神経内科と共同して実施しています。
レケンビの治療を徳島で開始して一年経過しました。その結果は約50名の患者さんの治療が行われ、副作用はほとんどなく治療中生活に前向きになっておられます。この治療のゴールは認知症状の進行が抑えられ天寿を全うすることです。





予 約
認知症の早期診断と治療をご希望の方はご連絡ください。
TEL 088-663-0020
予約制です。
担当:近藤 彰(日本神経学会専門医)
藤田浩司(日本神経学会専門医・日本認知症学会専門医)

